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タイムズカーシェアリングの低コストオペレーションが好き

つくる

私はタイムズのカーシェアサービス「CarPlus」を使っています。

理由は、レンタカーより安く、フレキシブルに車が使えるからです。レジャーの自由度が上がります。そして、オペレーション設計の細かな仕組みが好きです。どんな場面かで便利かは他のサイトに任せるとして、このサービスのオペレーションと、背後にある思想をちょっとだけ書いてみます。たとえばこんな仕組みがあります。

いらないものは徹底して省き、可能な仕事は客にさせろ、の仕組み。

  • 車は無人の駐車場で借ります。ステーションには人どころか建物もなく本当に普通の駐車場があるだけ。車の後ろにICカードタッチで借りられる。乗る前のチェックは利用者がやる。新規ステーション開設時の追加投資は、車と、カーシェア専用駐車スペースと、そこに置く看板付きコーンくらいでしょうか。
  • トラブルはサービスセンターの電話で対応。土日夕方は待ち時間ほぼゼロだし丁寧でわかりやすい。教育にコストをかけていそう。
  • 使ったあとの掃除も利用者がやります。掃除のチェックは次の利用者がやる。次の人チェックで「綺麗」と判定されるとポイントがもらえるし、前の人を判定すること自体でもポイントがもらえる。
  • ポイントをためると、だいぶ先の先行予約ができるようになったり、料金が割引されたりする。
  • ポイントは、急発進、急停車のない運転をしてももらえます。急加速は多少判定が厳しめに感じるので、燃える。ちょっとしたゲーミフィケーション。
  • 洗車も利用者にしてもらう。洗車は車にあるカードで無料で出来るだけでなく、洗車の時間以上の無料乗車時間がお礼にもらえる。綺麗な車に乗りたい人は洗車をすればいい。
  • 給油も利用者がやる。ただしレンタカーと違って、返却時給油は義務でないので気が楽。給油をするとやはりお礼の無料乗車時間がもらえる。給油不足による残量不足はネットで残量が見えることで解決。たぶんタイムズの社員が入れることもあると思うけど、ネットで見ると残量の少ない車に給油をするのが好きな人もいるみたい。

全体として、人手をかけない管理システムが丁寧に設計されている印象を受けています。もしかしたら海外からの請け売りなのかもしれないけど。

低コストオペレーションの恩恵

タイムズのCarPlusは初期、運営コスト共に低コストで運営できるから、レンタカーと比べて、街の隙間に「細かくステーション設置」ができて、「細かな時間」でも、安く借りることができる。さらに、初期投資によって、細かく設置、廃止を繰り返して顧客を探せる。実際タイムズは、毎月数十のステーションを開いて、逆に幾つかは継続的に閉じています。

その結果がこの業績

f:id:medakamaster:20160113000559p:plain あとは、このサービスが広く一般に浸透し、価格競争が始まり客層が変わった時に、低コストでのこのシステムの維持ができるかどうかが、分かれ目と思っています。

レンタカー市場はカーシェアで置き換えられ、壊滅する

カーシェアのコストは、レンタカーより確実に安くなります。レンタカーと比べたカーシェアのコスト上の差違は、「固定費、人件費を省いて低コスト」なので、レンタカー業界のLCCといえると思います。正直言って、レンタカーでやっていることはすべて、カーシェアで置き換え可能です。カーシェアは短距離、レンタカーは長距離の使い分けという建前は、全国各地にステーションができるまでの、既存レンタカー業界への遠慮でしかないと思います。観光地など、均部でカーシェアの需要が見つかり、ステーションが日本全国に広がった時、レンタカー市場はカーシェアに完全に置き換えられると思います。