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ZOZO TOWNを急成長させた尖ったマネジメント手法

社会

この記事がおもしろかったのでメモ。

style.nikkei.com

まとめると、スタートトゥデイの前澤社長は、マネジメントの基本中の基本である、社員の内発的動機を高めて働かせたい気持ちにさせるという目的を、一般的な方法とは異なるやり方で実現しているという話。

具体的には、社員同士を細かな目標に向けて競わせるので無く、採用の段階で、自分の好きな服を売りたい、という、自社事業に対して内発的動機を持つ人間の採用をすることで社員間の競争によるモチベーション引き上げを不要としている。それにより、評価制度運用の無駄や、競争が生み出す部分最適など会社全体の歪み、生産性低下などの副作用を回避している。たぶん。

それは、こんな感じの文章に表れている。

1200人以上いるスタッフの多くは、洋服が好きで、自分が着たい服を売れるなんて素敵じゃないかと思って入社してきています。僕自身もそう。好きなことをトコトン突き詰めたら、結果的にそれがビジネスになる。これは輸入CDを販売していた頃から変わらない真実だと思いますし、変えたくない部分です。

とか、

 一人ひとりの能力を業績に応じて細かく評価し、給料に差をつけて、なんてやっているのは、ずっと効率が悪いと僕は思います。そんな時間があるならば、その時間を、お客様のために費やした方がいい。

とか。

そしてそれは、社長自身が楽しいこと、喜ばれることを突き詰めていったらお金が入ってきた、という経験に基づいている。

こういう一見甘い、楽観的な考えのマネジメントで、社員数1200人、売り上げ400億円を超える企業を数年のうちに作れるというのが、興味深かった。

こういうマネジメント手法は、どんな会社でも使えるわけでは無い。

たぶん、自社事業内容に対して魅力を感じる人が多い業界でしか使えない。

でも逆に言うと、教科書にあるようなどの業界にでも使える一般的な手法以外に、ある事業内容に特化することでより効果の高いマネジメント手法が無数にあると言うことでもあり、そういう意味では、マネジメントは基礎理論を学んで、それを自分の関わる業界でどう実現するかを考える、そういう考え方を撮る必要があるのかな、と感じた。

個人的に勉強になったマネジメント教科書はこちら。学術研究の結果通説となった基礎的な理論を、実例に沿って紹介している。

無理・無意味から職場を救うマネジメントの基礎理論

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