この記事を読んで熊谷芳太郎という人がとても気になったので、ネットで少し調べてみた。 多くの起業を立ち上げ、fitbitにも深く関わっている人。
シリコンバレーに“レジェンド”といわれる日本人がいる。67歳の熊谷芳太郎氏だ。スタートアップは9割以上が失敗するといわれる中、これまで熊谷氏がに参加した6社がM&Aされたり、株式公開されたりしている。2009年には、小型ビデオカメラ「Flip video」を扱う「PURE DIGITAL(ピュアデジタル)」は、コンピューター機器を開発する「cisco」に約590億円で買収された。現在は、腕時計型万歩計のfitibit(フィットビット)を手がけている。 ビジネスで成功する秘訣(ひけつ)、気になるfitbitの今後は? 次世代のビジネスリーダーを育成するプロジェクト「Ryukyufrogs(琉球フロッグス)」のメンバーに、熊谷氏が答えた。
気になった理由は、日本で今もてはやされている一般的な起業家とキャリアパスが違うこと。 ここ20年、日本で100億の資産を持つような起業家というと、ソフトウェア、ネット業界(?)出身の人が殆どで、しかも多くが20代で事業を興している印象がある。
それに対し熊谷氏は、大学卒業後、日本、アメリカの数社を転職し、雇われのまま一度社長に上り詰めた。そして、50歳になってから、自分の事業を興し、連続して成功させている。
ざっと記事を読んで、起業に役立つスキルや考え方の参考になるかと内容をまとめてみた。 自分のキャリアとしては、1つの製品について、開発とかチームのマネジメントだけでなく、企画から販売まで、一通りのバリューチェーンを経験したいな。
以下がまとめ
スキルセット
- ビデオカメラに詳しいという強みを軸に活動開始
- 組織マネジメント
- ストックオプションの活用
- リソース配分(開発とマーケティング、ハードとソフト)
- 一度関わった人とネットワークを作って、長期的な関係を築いている。
- 立ち上げて間もない会社が有名企業から部品調達
- 昔取引をしたdocomoに、別の商材を持ち込む
- 過去の共同経営者や知人の会社から
- ブランドの周知にテレビ局を徹底的に活用
- 企画、開発だけでなく、マーケティング、市場探索が成功に結びついた事業もある。
開発思想
- とにかく超簡単に使いやすく。
- 手がけてきた商品は、全て日本にあるもの
起業家候補へのアドバイス
- 考えないでやってみたらいい。一緒にやる仲間と思い切って起業するのが一番いい。
- 世に出ている商品を使って何かを始めるのもいいんじゃないか。
- マーケットのターゲットは日本ではなく米国がベスト。
* サラリーマンをやっている間に起業するのがお勧め。
参考:シリコンバレーの日本人起業家像(ファイル内後半に記載あり) http://www.gbrc.jp/journal/amr/free/dlranklog.cgi?dl=AMR12-3-3.pdf
参考2:私も持っているfitbit Charge HR。歩数だけでなく1日24時間の心拍数を測定し消費カロリーを計算可能。バッテリーも5日間持つ。

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