日々のメッセージは10年後の思い出になる
親しい人との日々の何気ないやりとりを、10年後に振り返りたいことってありませんか? 僕はあります。
写真で日常を撮るのも好きですが、メッセージは、それよりも飾らない素のままの日常を残してくれるので、10年前のメッセージを見ると、当時の空気がよみがえってきて懐かしくなります。
ガラケーのメールは何らかの方法でバックアップは取れていたのですが、スマホ時代になって、iPhoneのmessengerアプリを使うようになってからは、公式のメッセージ保存方法がなくて困っていました。
そこでいくつかソフトを検討した結果、CopyTrans Contactsを使うことで、メッセージを保存することにしました。
こんな感じで保存できます。
※画像はリンク先のサンプルです。
メッセージ保存ツールに求めていたこと
- ツールに依存しない一般的なフォーマットで保存できること
- 中国、ロシア企業でないこと
- 有料であること(製品の継続性があり、怪しいビジネスモデルでないこと)
CopyTrans Contactsのよい点
- PDF, HTML, Word,Excel,CSVなど多くのフォーマットで保存できる。
- 添付ファイルまで別フォルダで保存されている。
- スイス企業である。
- iOSのメッセージアプリだけでなく、なぜかLINEのメッセージも保存できる。
- 安価。1280円で2年間アップデートが保証される。
CopyTrans Contactsの不満点
- ちょっと処理が遅いかもしれない。3年分、3.3GBのデータの読み込みに12分、PDFエクスポートに60分弱くらい。HTMLエクスポートだと30分くらい。でも進捗状況が%で表示されるので、進んでいることは把握できる。
- エクスポートのファイル形式を複数同時に選択できない。複数形式でエクスポートをしたい場合は、複数回のエクスポート処理とそのたびの待ち時間が必要。
- エクスポート時は添付ファイルも必ずエクスポートされるので、複数種類のエクスポートをする場合、無駄に添付ファイルを複数回転送することになる。
結果
iOS 11.1のiPhone8と、iPad mini2両方から問題なくメッセージを保存することができ、満足しています。
半年に1回くらい、HTML, ExcelでPCにエクスポートして、HTMLの添付ファイル以外は削除していこうと思います。